そもそも何故4Zeroなのか
永年、事業をされておられるとご理解いただけるかも知れませんが、明日や、来週、来月、来年、3年後、5年後、10年後、考えても意味がない事をよく考えてしまうんです。
それと、これまでの事、そんな事もよく考えます。去年、一昨年、3年前、5年前、10年前...確かに、その時その時出来る事を精一杯取組んだ結果が京に繋がっている事を改めて感じるんですが、この先は、どのような形にしていこうかなぁって最後はそう考えてしまうんです。
経営者の友人たちも、結構こんな風に感じている様子、お互いのガス抜きを兼ね、食事しても仕事の話題が出てしまいます。
こんな日々を送りながら、ある日お真面目に、どんな風になりたいかを15分だけ考えたんです。
結果から言いいますと、今の物とちょっと違うんです。何が違うか、あと15分考える事にしました。
うーーーん、ずいぶん違うんですね。理想と現実は、そこで、あと15分!めちゃくちゃ理想を描いてみました。
結果は驚きです。ほんと結果に余りにも無責任で、ふざけた自分の理想にあきれ返ってしまうほど、滅茶苦茶なものでした。
- もっと儲かる商売を一人で始めたい。
- 出来ればお金をかけずに始めたい。
- 出来れば資金繰りも考えたくない。
- 出来れば寝ているうちにお金になるそんな事業をしたい。
人は、考えずにいた事を考えると、不思議とその思いが脳裏から離れず、事あるごとに、ふと思い出します。
一時間足らずで、いたずら半分で考えた事が、常に意識の中に有ったモノだと気づくには、そう時間はかかりませんでした。ならば、思い切ってこんな事が可能なのか、真剣に取り組んでやろう!
これが、始まりなんです。
そんなビジネスは、絶対ない。そんな思考に永年抑えられていた脳は、なかなか解放されないものです。でも、諦めずにいろんなシーズやリソースを元に、ビジネスモデルを考える。そんな習慣が始まりました。
案外有るぞ
そんな目で、他社のビジネスをじっくり見ていくと、確立後にそうなっている事業は沢山あるんです。余り良い例ではありませんが、天下りと称される国や省庁の外郭団体、あの中に結構私の理想に近いビジネスモデルがありますね。
なんとかカードとか言われるプリペイドカードの事業なんて、有る程度初期費用は掛けていますが、あとは自動販売機や売店で販売し、勝手に使っています。それがドンドン進んでETCなんて、一体だれが管理しているのか、きっと高速道路の会社の下請けが一括して料金事務をしているんでしょうね。
小さな会社でも出来る事を考える
そこで、小さな会社でも始める事が出来るそんな仕組みが有るはずだと、真剣に考え始めたんです。
でも、思考は広がるので、何か思考の制限を作ろうと思って、何が大切なのか少し考えると、そもそもの理想が基本に有る事に気づいたんです。
それが、この4つのゼロ、理想はゼロですから、とにかくゼロを目指しますが、最低限の必要性は認めることを前提に以下の4つのゼロをかかっげたんです。
| 名称 | 概要 |
|---|---|
| Zero Investment | 現状リソースの棚卸から、経営資源の価値評価をおこなうポートフォリオを実施。優先順位を見極め、投資を最低限に抑えイノベーションを実現する。 |
| Zero Delivery | 製品からサービスへのシフトで、納品行為を抑えた付加価値創造をおこないイノベーションを実現する。また、ネットを活用することで納品業務を抑える事が可能となる。 |
| Zero Cash | キャッシュフローの健全化に、最も効果的な方法は、現金先行型ビジネス。リソースの再編は、非仕入商品・サービスの販売を可能とし、現金先行型ビジネスを可能にします。 |
| Zero Personnel | ワークフローの見直しで、高付加価値生産に従事する人員を育成する企業戦略で少人数高付加価値ビジネスを可能にできます。ITをフル活用し、出来る限り自動化を進めることで限りなく人員を少なくできる。 |
ふざけた発想でも、真剣に取り組むことで基本が確立し、思考手法も明確になる。こんな発想で、来年、再来年、3年後、5年後、10年後を考えると、不思議に以前の事を考える機会が減りました。過去は過去、自身のベストを尽くした時間と素直に受け止める事が出来たんです。その代り、これからの自分を大切に、今ある可能性を徹底的に追及し、その活用を日々考える。そんな経営をスタートできたんです。
世間では、こんな行為をイノベーションっていったりもしています。
イノベーションって、ほんと足元に注意する事なんですね、でも、まずは、ふざけた発想でも良いので、自身のこれまでの経験と理想を整理する事こそ、イノベーションの第一歩かもしれません。
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